【今月末で閉園】みさき公園にあるわくわく電車ランド 2017/6/11
みさき公園は大阪府泉南郡岬町にある南海電気鉄道(南海)が創業70周年記念事業として1957年4月1日に開業した都市公園です。しかし、2020年3月31日をもって閉園することが決定しています。閉園に向けて園内では「みさき公園の卒園式~たいへんよく遊びました~」というイベントを開催していますが、今年の初頭から日本国内で新型コロナウイルスが広がっている影響で2月29日から3月23日(月曜日)まで臨時休園を余儀なくされたため、開催期間は営業再開日の3月24日(火曜日)から営業終了当日(31日)までの1週間に短縮されました。さらに、感染拡大防止策の一環で営業再開の対象を屋外施設に限定したため、屋内施設については2月28日(金曜日)で事実上営業を終了しました。
今回ご紹介するのはみさき公園の園内の屋内施設であるわくわく電車ランドです。前述のように屋内施設の営業は終了しているので、今後中に入ることはできません。私は2017年にみさき公園を訪ねていましたので、今回はその際に撮影した写真を使いながら紹介したいと思います。ただし、その当時はブログを運営していなかったのでブログ向けの写真を全然撮っておらず、わくわく電車ランド以外の施設を一切撮影していなかったのでわくわく電車ランドのみの紹介とさせていただきます。
入り口には南海7000系電車の台車であるFS355台車が置かれていました。
わくわく電車ランドはみさき公園の入園料のほかに¥400の入場料が必要でした。
入場すると一番手前に特急「サザン」の指定席車両で活躍している10000系のカットモデルがあります。
運転室に入ることが出来、椅子に座ったりハンドルを操作したりすることが出来ました。今でも現役の形式の運転室に入ることが出来るというのは少し新鮮ですね。
車掌スイッチなどもほとんど現役当時のまま残されています。
7000系は2両のカットモデルが保存されています。それぞれ塗装が異なりますが、どちらも車掌体験をすることが出来、ドアの開閉やアナウンスなどを体験することが出来ます。
もうひとつの7000系は旧塗装です。1992年まで使用されていた旧塗装を纏っています。こちらも車掌体験をすることが出来ました。
さらに屋内には50000系「ラピート」のモックアップが置かれており、運転趣味レーションを楽しむことが出来ました。
このほか、展示コーナーや運転士体験コーナーもありましたが、写真は一枚も撮影していないようです。今思えば惜しいことをしたなぁって思います。
閉園まで残り僅か。「わくわく電車ランド」を見学することはできませんが、動物園などの屋外施設を楽しみたいものです。
基本情報(みさき公園)
名称 | みさき公園 |
所在地 | 大阪府泉南郡岬町淡輪3990 |
定休日 | 不定(閉園まで毎日営業・3月31日閉園) |
料金 |
大人(中学生以上)1,350円~ 子供(3歳以上)700円~ ※季節・イベント期間により変動あり 要確認 |
アクセス | みさき公園駅から徒歩約5分 |
駐車場 | あり |
問い合わせ先 | TEL 072-492-1005(お問い合わせ受付時間9:00~17:00) |
HPアドレス |