長岡京から向日町まで散歩 2020/3/21
※本文中の情報は取材日のものです。できるだけ最新の情報に更新するよう努めてまいりますが、お出かけの際には各自で最新情報をお調べいただきますようお願い申し上げます。
長岡京駅から向日町駅まで歩きました。所要時間は1時間程度。目的は長岡京から向日町の車庫に留置されている昨年の春まで和歌山線や紀勢本線で活躍していた117系電車を見るためです。
和歌山の海や空をイメージさせる水色で一色に塗られた車体が青空によく映えます。私は朝夕ラッシュ時しか運転されていなかったということもあり、乗車することはできませんでした。この117系電車で和歌山の海や山の眺めに思いを馳せながら撮影しました。運用番号表示器(前面窓ガラスの中の表示機)は5963(ごくろうさん)、そう、この車両は恐らくもうすぐ廃車されるのです。
今回訪れた長岡京から向日町の間には吹田総合車両所京都支所という車庫があります。かつては北陸や九州へ行く特急列車が数多く所属していましたが、現在ではサンダーバードとくろしおの車両や湖西線・草津線・山陰本線を走る車両、検測用の車両(在来線版のドクターイエロー)、工事用の貨車などが所属しています。今回撮影した117系電車は廃車解体前に吹田総合車両所のスペース不足のため向日町の車庫に留置されていたわけですが、ここはJR西日本の数ある車庫の中でも1,2位を争うほど面白い車庫。沢山の種類の車両を見ることが出来ます。
コロナウイルス流行により出かけることが無いこの頃、長岡京駅から向日町まで歩いてみるのはいかがでしょうか?ただし、交通量が多い道を通る必要があるほか住宅が並ぶ道を通る必要があるので注意が必要です。また、鉄道敷地内に入るのはもちろん言語道断です。