鉄道ファンが行くお出かけ雑記

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【1990年生まれの探検者】未来的で少し懐かしい激レア車両のタンゴエクスプローラーに乗ってきた ~2020/1/5 天橋立①~

※本文中の情報は取材日のものです。できるだけ最新の情報に更新するよう努めてまいりますが、お出かけの際には各自で最新情報をお調べいただきますようお願い申し上げます。

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京都から福知山までの乗車券

1月5日、京都駅。乗り継ぎの都合で始発列車で京都駅へ向かったわけですが、この日の目的は天橋立。かなり寒さが身に染みる朝だったことを記憶しております。

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京都から福知山まで乗車した普通列車

6:37発の福知山行き普通列車で福知山へ。約2時間の長時間乗車です。中には5時間を超えるような列車もありますのでこれでもまだまだ短いほうです。ちなみに私は車内で寝ておりました。園部までは起きておりましたが…。

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福知山駅の改札口 自動改札機は整備されておらず駅員さんに乗車券を確認していただいて通る

JRの福知山駅を一旦出場してから京都丹後鉄道の改札へ向かいます。今回乗車する京都丹後鉄道は2015年に、鉄道運行事業が北近畿タンゴ鉄道からWILLER ALLIANCEの子会社であるWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に譲渡され運行を開始しました。JRとは別会社なので改札口が分かれているというわけです。JR線から京都丹後鉄道へ直通する列車が設定されているためJR線のホームを発着する京都丹後鉄道の列車もありますが、このような列車に京都丹後鉄道線内のみを利用する方は京都丹後鉄道の改札口を出入場しなければなりません。この京都丹後鉄道の改札口ですが福知山駅の2階にあります。案内表示も沢山設置されているので迷うことはないと思いますが、分からない場合は駅員さんに尋ねてください。乗り継ぎは5分もあれば十分可能でしょう。

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京都丹後鉄道線内で利用した「海の京都 天橋立・伊根 フリーパス 1day」

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京都丹後鉄道乗り放題のほか、丹後海陸交通の観光船なども利用できる

今回利用したのは「海の京都 天橋立・伊根 フリーパス 1day」(京都丹後鉄道ホームページへのリンクになっています)。WEBでも購入が可能ですが駅窓口で引き換えが必要なため、事前購入は行わず当日に駅窓口で購入しました。

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KTR001形「タンゴエクスプローラー」によるたんごリレー1号

ホームへ上がると待っていたのはKTR001形「タンゴエクスプローラー」。12月20日から1月9日の間、KTR8000形「丹後の海」(後日別記事にて紹介予定)で運転される列車が一部増結されるため車両が不足します。そのためこのたんごリレー1号はKTR001形「タンゴエクスプローラー」にて運転されます。KTR001形「タンゴエクスプローラーは2013年以降定期運用がなくなったため、このような臨時列車や代走でしか乗ることが出来ません。京都丹後鉄道公式ホームページに車両変更の案内が出ていますのでこまめにチェックしてみてください。

このたんごリレー1号ですが豊岡方面からはからはきのさき8号に京都方面からはきのさき1号、大阪方面からは篠山口7:27発の普通列車と接続しています。私は京都からきのさき1号で来ても良かったのですが、福知山駅で少し撮影をしたかぅたのできのさき1号よりも早く到着する普通列車で福知山へ向かいました。

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特急 たんごリレー1号は網野行き

さて乗り込みます。

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ドアはプラグドアになっている 網野駅で撮影

ドアはプラグドアになっているので手前に開きます。危険なのでドアが開く際は一歩下がっておく必要があります。

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網野駅で撮影

ドアの横に号車札が入っているので自分の号車を確認してから乗り込みます。ちなみにこの日は1号車が指定席、2号車,3号車が自由席でした。訪れたのが1月5日だったので上り列車には帰省客がそれなり乗車していましたが、私の利用した自由席は満席というわけでもなく着席することが出来ました。

ここからは車内の紹介です。

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客室へ入るドア

客室へ入るドアは自動ドアになっており、床にある白いところに立てばセンサーが反応してドアが開く仕組みになっています。ドアの上に注意書きのステッカーが貼ってありますが、ドアを通るとすぐに階段になっています。車椅子の方や足が不自由な方は少し利用しづらいかもしれません。

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車内の様子

車内はハイデッカー構造になっています。客室に入るドアが写真の奥側になっています。ドアの高さを見ると客室が一段高くなっているのが分かります。

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座席の様子

タンゴエクスプローラーの座席はこのようになっています。枕カバーには丹後ちりめんが使用されており、京都丹後鉄道の特急車両にはすべて丹後ちりめんの布が使用されています。この紫色の布はタンゴディスカバリー特有のものであると思われます。座席はちょうどよい硬さで長時間座っていても疲れないと思います。長時間走るような列車には用いられていないのでなんとも言えませんが...。

経年からか、使用停止になっている椅子が少なからずあります(指定席である1号車は入っていないので分かりません)。そのような座席には使用停止の紙が置いてあります。

写真の座席は少し特殊で座席間隔が非常に広くなっています。この座席については後程紹介します。

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座席の様子

座席にはテーブルとフットレスト、小物を入れておくネットが装備されています。普通席でフットレストが装備されているのはかなりまれなのでなかなか良い設備だと思います。小物を入れるネットはゴムを交換していないためかかなりくたばっています。

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テーブル

大きさの目安としてカメラを置いてみました。お弁当とお茶を広げるだけのキャパシティはありますが、コップを置く窪みが内側に寄りすぎており平べったい弁当箱は広げにくいかもしれません。

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ライトスイッチ

読書灯のスイッチも窓際に設置されていますが、使用することはできませんでした。

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窓は高い位置までありますが、カーテンが使えるようにするために窓が途中で途切れています。空も眺められるようになっていますが、汚れておりあまりよく見えませんでした。雰囲気としてドクターイエローなどの架線確認車を彷彿させます。このような窓の構造をしているため、網棚を設置することができません。このため、客室とドアを区切るドアの近くに荷物棚が設置されています。

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カーテン

カーテンはロールアップ式の網目状のものが採用されています。ここだけ見ると通勤型のようですね。カーテンをおろしていても見えにくいですが外の景色を楽しむことが出来ます。

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運転室の様子

先頭車両の前から3列は前面展望に配慮した構造になっており、前面展望を楽しむことが出来ます。しかし、客室がハイデッカー構造のため運転室が一段さがったところにあり目線の高さから前面展望を眺めることが出来ず、少し見下ろす感じで楽しむことになるのが残念です。前面展望を楽しむ際の注意点として、京都丹後鉄道では先頭向かって左側の窓はカーテンを閉めることになっていますので左側の座席は実質背面展望しか楽しむことが出来ません。

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運転台

大きな窓、展望席、ハイデッカー構造と眺望に優れた設備が備わっているのがこのタンゴディスカバリーの特徴です。そう、このタンゴディスカバリーは沿線に観光地を多く有する旧北近畿タンゴ鉄道が、関西地区への直通のために看板車両たるべく意匠を凝らして登場した第三セクター鉄道では初の本格的なリゾート型特急車両なのです。かつては新大阪や京都にも乗り入れていました。

 

youtu.be

座席の紹介の際に少し触れましたが、KTR001形はディーゼルカーなので排気口が壁際を通っています。するとその区画だけ窓が小さくなってしまうのですがさすがリゾート型、その区画を避けるように座席が設置されています。その結果、各車両ひと区画ずつ座席間隔の非常に広い区間が存在しています。ほかの場所に比べると眺望は少し劣りますがその魅力はなんといっても広い空間。グリーン車よりも広いシートピッチで足を思いっきり延ばすことが出来ます。あまりにも離れすぎているので少し落ち着きのない感触を覚えるのは確かです。それをラッキーとするのかアンラッキーとするのかはあなた次第ということで...。あまりにも広すぎるシートピッチのため前の背面のテーブルは遠すぎるので大きなテーブルが追加で設置されています。動画はそのテーブルの使い方です。

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ごみ箱

デッキにはごみ箱が設置されています。ほかの一般的な特急型車両と変わりませんね。ごみ箱ではなくクズ物と書かれているのが時代を感じさせます。

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トイレ

トイレは洋式です。

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下車する際に簡単ながら動画で車内を撮影しながら下車しました。車内の雰囲気をぜひお楽しみください。

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網野駅に到着

網野駅では折り返しに1時間以上時間があったので外観を中心に撮影しました。先ほど紹介した通り、看板車両として活躍するためにかなり凝った設計をされています。シャープな鋭い前面は登場から30年経った今も色あせません。

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福知山・豊岡側の先頭車両

福知山・豊岡側の先頭車両です。宮津駅で方向転換をするので列車の向きが途中で逆になります。こちらの前面は経年からか錆が浮いています。ほとんどの観光客の方が福知山駅から利用されると思いますが、福知山駅のホームに上がるとこのボロボロの前面が飛び込んでくるのでかなりマイナスポイントだと思います。車内は経年感こそ感じさせますが、なかなか快適なのをお忘れなく!

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ドア周りの様子

乗車の際にも似た画像を載せたと思いますが、ドア周り。月の形のマークが目立ちますね。

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ロゴマーク

車両の愛称である「タンゴエクスプローラー」は、丹後半島の観光活性化に願いを込めて、探検家を意味する英語 (explorer) を組み合わせて名づけられました。かつて、新大阪や京都へ乗り入れる列車は列車名としても用いられていました。

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最後はローアングルで

私個人的なおすすめですがこのような立体的な前面を持った車両はローアングルで撮影すると映えたり映えなかったり…。

今年で登場から30周年を迎えるKTR001形「タンゴエクスプローラー」。3月31日まで京都丹後鉄道ではフォトコンテストが開催されています。

camp-in.jp

今でこそ看板列車としての使命をKTR8000形「丹後の海」に譲りましたが、観光に特化したその設備とフォルムは今でも健在です。その証拠として途中から沿線の子供が母親に連れられて乗車してきましたが、その子の目は輝いていました。毎日走っているわけではないので乗車は難しいですが、天橋立といった丹後地区への観光の際には乗車をお勧めします。

 

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